CMSについて解説
今回は「CMS」の意味について解説します。この記事を読めばCMSって何?と誰かに聞かれてもさっと答えられるようになりますよ。
CMSとは
CMSとは、ホームページの中身を管理するための仕組みのことです。
この仕組みを使うことで、専門的な知識がない方でも簡単にホームページ内の文章や画像を更新できるようになります。
アメブロなどをやったことがある方は記事を書く時のことを、またワードを使ったことのある方は文書を作る時のことを思い出してみてください。まさにあのような感じでホームページを更新することができます。
ちなみにCMSはそのまま「シーエムエス」と読みます。「コンテンツ・マネージメント・システム」の頭文字を取ってこの名が付けられました。
CMSの基本的な使い方
CMSを使うために何か特別なソフトを用意する必要はありません。
インターネットがあればどこでも使うことができます。例えば楽天やヤフーで買い物をする時には必ずログインをしますよね。それと同じようにCMSを使う時もまずログインをします。ログインしたあとはアメブロやワードを操作する感覚で入力するだけです。
CMSの危険性
インターネットでログインすると聞いてピンと来た方もいるかもしれません。
つまり、ログイン情報さえ知っていれば誰でもログインできてしまうということです。そのようなことも踏まえて最低限のセキュリティ対策をしていますが、やはり完璧とは言えません。まずは推測されやすいパスワードを避けることが一番です。
CMSの種類
CMSには無料のものから有料のものまでたくさんの種類があります。
大きく分けると次の2つのタイプになります。
- 単品タイプ
- セットタイプ
それぞれのタイプの特徴と代表的なCMSをいくつかご紹介します。
単品タイプ
単品タイプでは、CMSの仕組みだけを使うことができます。
CMSは圧縮されたフォルダの形で提供されており、一旦パソコンに保存してからサーバーにアップします。入手・利用はともに無料です。ホームページを公開するのに必要なドメインやサーバーは自力で用意しないといけません。そのため制作業者向けのタイプとも言えます。
代表的なCMS:
・WordPress
・Concrete5
・BaserCMS
・SoyCMS
参考記事:
・ドメインとサーバーの意味について知ろう
・商用利用もできる無料CMS5選
セットタイプ
CMS・ドメイン・サーバー全てが初めからセットされています。
ドメインやサーバーを用意することなく、会員登録のみですぐに使うことができます。このタイプは「ホームページ作成サービス」や「ネットショップ作成サービス」とも呼ばれています。プランによっては月額料金がかかったり、広告が表示される場合があります。
代表的なCMS:
・グーペ
・Jimdo
・カラーミーショップ
・BASE
参考記事:
・定番ホームページ作成サービスの特徴別比較
・有料ネットショップ作成サービスの料金プラン別比較
まとめ
それでは今回のまとめです。
- CMSとはホームページの中身を管理する仕組みのこと。ブログを書いたりワードを使う感覚でホームページを更新することができる
- 今あるホームページに後付けすることもできる
- CMSを使うためにソフトを用意する必要はない
- CMSはインターネットでログインしてから使う。ログイン情報を知られてしまうと誰でもログインできてしまうため注意が必要
- CMSには大きく分けて2つのタイプがある。自分のお店のホームページを作るなどの場合にはセットタイプがおすすめ
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